体の健康が仕事につながる!取り組みについて

看護師は患者の健康や命を守る仕事であるため、看護師本人にも厳しい自己管理が求められます。看護師国家試験に合格するために実習や勉強を頑張ってきたことでしょう。看護師の資格を活かして長く働くためには、自分自身の体の健康を維持し続けることが重要です。20代のうちは1日か2日休むと体調が良くなる人も多いですが、40代以上になるとなかなか体の不調が良くならないという人が多いという統計が出ています。看護師は患者を支える、しゃがんだ状態で仕事をすることも多いため、肩こりや腰痛、慢性的な頭痛、睡眠不足などの症状に悩んでいます。肩こりは頭の重さや自律神経の乱れなどが原因で、首から背中にかけて肩周りの筋肉が緊張している状態を指します。肩こりを解消する方法には、肩甲骨を動かす、肩を上下に動かす、首を回すというものなどいくつかあります。肩甲骨を動かす際は、真っ直ぐな姿勢を保ったまま両手を肩にのせ、両方の肘を後ろから前に向かってゆっくりと大きく回してみましょう。3回くらい肘を回した後は、反対側にも回してみてください。頭痛に悩まされている人は、仕事のストレスを溜めている可能性も考えられます。頭痛に対する周囲の理解が得られずに余計にストレスが溜まってしまうこともあります。痛み止めや予防薬などを適切なタイミングで飲むことが重要です。市販薬だけで対応することに不安がある場合は、勤務先の病院や他の病院を受診することも考えてみてください。